【まちづくり助成金】第1回市民講座開催のご報告
8/17(土)に第1回の市民向け講座
「外国人労働者とのコミュニケーション能力を高める職場づくり」を開催し、
多くの市民の方、企業の方、活動を支援して頂いている方、学校関係者の方に参加頂きました。
参加頂いた皆様にありがとうございました。
今回の市民講座の内容について簡単に報告させて頂きます。
最初にHONKの代表理事の村井、副代表理事樋口よりHONKの活動及び東大阪市地域まちづくり活動助成金を受けた本活動についての説明をさせて頂きました。
内容としては、日本における外国人登録数の増加、東大阪市も同様であり、国籍の変化(東南アジアの方の増加)も見られています。日本語がほとんどできない状態で来日される方も少なくありません。
そのような状況の中で東大阪市でも日本語支援は進められてきていますが、とりわけ外国人労働者に対する日本語支援はまだ十分ではない部分もあり、HONKがその一役(①日本語を学習する機会を提供し、日本語によるコミュニケーションを通じて支援していく、②日本語学習の習得の手助けをし、活動に参加する喜びを得ると共に国際交流に貢献する)を担えればと考えています。ただ、外国人労働者の増加、日本語を学びたいと考える学習者の増加(外国人労働者の多くは、日本語で話がしたい、日本人と話がしたいと思っています:HONK学習者アンケート調べ)に対して日本語支援ボランティアの数は少ないのが現状です。ぜひ皆さんの支援とご協力をお願いしたいこと。また、外国人労働者が困っていることとして、忙しくて教室に行けない、残業で行けないなども挙げられ、ぜひとも企業の方々のご理解もお願いしたいとの思いを話して頂きました。後のワークショップでも皆さんからこの活動のご理解・ご支援のお言葉を頂きました。
メインの講座である桃山学院大学 非常勤講師の宮本先生は日本語教師をされながら多くの外国人労働問題を扱っていらっしゃる先生です。
最初に参加して頂いた方々はグループに分かれて頂き、外国人とのコミュニケーションでの困ったこと、印象に残っているエピソード、経験をみんなで話しました。
その中では、「こちらの話していることが伝わっているか分からない」「日本の文化的ルールをどう説明していいのか分からない(会社には仕事開始の直前ではなく、早めに出勤する)」などの話がありました。
宮本先生からは、まずはコミュニケーション取りにくい環境を取り除くこと、「正しい日本語を話さなければいけない環境」や「話をしている最中に遮ってしまう」などの配慮が必要であるとのお話しがありました。安心して話せる環境を作ってあげることが大切であり、日本人はなるべくやさしい日本語を話すことを意識してほしいとのことで、例として「難しいことばを避け、簡単な語を使ってください」「1文を短くする」「擬態語や擬音は使わない」「二重否定の表現は避ける」「文末表現はなるべく統一する(です、ますなど)」などのアドバイスを頂きました。それを踏まえた上で、参加者で例文をやさしい話し方に変えてみるというワークを行いました。
最後に先生の方から、「外国人労働者」「受け入れ側」の当事者性を、本講座をきっかけに継続して頂きたいとの話かありました。
私たちも本講座から学んだことを実際に活用していきたいと思いますし、皆さんにもぜひ参考にして頂けたらと思います。
8月25日(日)には交流会もありますので、ぜひ参加ください。
https://honk.exblog.jp/28497111/
たくさんの方とお話しをさせて頂き、ご意見を伺いたいと思っていますので、
今後の講座・交流会・活動にもぜひ参加ください。
よろしくお願いします。
「外国人労働者とのコミュニケーション能力を高める職場づくり」を開催し、
多くの市民の方、企業の方、活動を支援して頂いている方、学校関係者の方に参加頂きました。
参加頂いた皆様にありがとうございました。
今回の市民講座の内容について簡単に報告させて頂きます。
最初にHONKの代表理事の村井、副代表理事樋口よりHONKの活動及び東大阪市地域まちづくり活動助成金を受けた本活動についての説明をさせて頂きました。
内容としては、日本における外国人登録数の増加、東大阪市も同様であり、国籍の変化(東南アジアの方の増加)も見られています。日本語がほとんどできない状態で来日される方も少なくありません。
そのような状況の中で東大阪市でも日本語支援は進められてきていますが、とりわけ外国人労働者に対する日本語支援はまだ十分ではない部分もあり、HONKがその一役(①日本語を学習する機会を提供し、日本語によるコミュニケーションを通じて支援していく、②日本語学習の習得の手助けをし、活動に参加する喜びを得ると共に国際交流に貢献する)を担えればと考えています。ただ、外国人労働者の増加、日本語を学びたいと考える学習者の増加(外国人労働者の多くは、日本語で話がしたい、日本人と話がしたいと思っています:HONK学習者アンケート調べ)に対して日本語支援ボランティアの数は少ないのが現状です。ぜひ皆さんの支援とご協力をお願いしたいこと。また、外国人労働者が困っていることとして、忙しくて教室に行けない、残業で行けないなども挙げられ、ぜひとも企業の方々のご理解もお願いしたいとの思いを話して頂きました。後のワークショップでも皆さんからこの活動のご理解・ご支援のお言葉を頂きました。
メインの講座である桃山学院大学 非常勤講師の宮本先生は日本語教師をされながら多くの外国人労働問題を扱っていらっしゃる先生です。
最初に参加して頂いた方々はグループに分かれて頂き、外国人とのコミュニケーションでの困ったこと、印象に残っているエピソード、経験をみんなで話しました。
宮本先生からは、まずはコミュニケーション取りにくい環境を取り除くこと、「正しい日本語を話さなければいけない環境」や「話をしている最中に遮ってしまう」などの配慮が必要であるとのお話しがありました。安心して話せる環境を作ってあげることが大切であり、日本人はなるべくやさしい日本語を話すことを意識してほしいとのことで、例として「難しいことばを避け、簡単な語を使ってください」「1文を短くする」「擬態語や擬音は使わない」「二重否定の表現は避ける」「文末表現はなるべく統一する(です、ますなど)」などのアドバイスを頂きました。それを踏まえた上で、参加者で例文をやさしい話し方に変えてみるというワークを行いました。
最後に先生の方から、「外国人労働者」「受け入れ側」の当事者性を、本講座をきっかけに継続して頂きたいとの話かありました。
私たちも本講座から学んだことを実際に活用していきたいと思いますし、皆さんにもぜひ参考にして頂けたらと思います。
8月25日(日)には交流会もありますので、ぜひ参加ください。
https://honk.exblog.jp/28497111/
たくさんの方とお話しをさせて頂き、ご意見を伺いたいと思っていますので、
今後の講座・交流会・活動にもぜひ参加ください。
よろしくお願いします。
by honk_information
| 2019-08-20 21:39
| まちづくり